2011-04-30

ここ数日、電車も鎌倉駅前も以前より
ぐんと混み合うようになりました。

只今開催中の、点と線模様製作所・岡理恵子さんによる「北の模様帖」もたくさんの方々にご覧いただいております。
この生地は、あの生地は、とお客さまとお話していると、何だか自分が調子のいいカメレオンみたいにも思えるのですが、そうではなくって、岡さんの生地はどれも好きなものばかりだからなんです。
もっと言うと、岡さんの模様作りの手法に大変興味があります。

作品として岡さんのテキスタイルをよりよくご覧いただきたいと、ファブリックパネルに仕立てたものを店内に展示しています。
「使う」布としてはもちろんですが、こうして「飾る」布としても、岡さんの作り出す模様は背景に彩りを添えてくれます。室内に飾ればきっと北国の景色と繋がる窓になることでしょう。

新作の生地「tanpopo」に魅了され、花屋さんでは黄色い花ばかりを選んだり、沢庵をあれこれ駆使してお弁当を作ってしまったり、すっかり黄色が身に付いてしまった最近です。



プレゼントに、お土産にとラッピングご希望のお客さまも増えてきました。
もうすぐやってくる母の日用には、
赤い大きなお花をお付けいたします。


2011-04-22

只今開催中の「北の模様帖」に、新たに新商品が加わりました。
点と線模様製作所・岡さんが、倉敷意匠さんとご一緒に作られた紙雑貨です。

鑞引きされた厚手の紙でできた文庫本カバー(写真上)、
凸版印刷の手法で作られたカード(写真下)やコースター、
マッチ箱の中に納められたミニカード、
そして、紙ナプキンまで。(写真中)
品切れとなっていたマスキングテープもこの度入荷し、
本日より販売しております。



生地と紙に映し出された、北国の模様が店内に広がっています。
お越しの際はぜひお手にとってご覧ください。

2011-04-18

森麗子さんのファブリックピクチャー展が開催されています。

刺繍、織、染、アップリケなどの技法を混ぜ合わせた独自の技法。
作品集を見ていただけでは分からなかったことが、
実物を拝見していく中で感じました。
色の重なり、細やかな糸の動き、
心を泳がせること/心を決めること。

銀座・兜屋画廊にて。10時半から18時半(最終日は18時まで)
今週木曜日21日までの開催です。

2011-04-17

オズマガジンさんとのチャリティーイベント、

無事に終了いたしました。

足を運んでくださった皆様、ご協力いただいた皆様、

オズマガジン編集部の皆様、本当にありがとうございました。


店内にいても、編集部のみなさんの掛け声が聞こえてきて、

今日の雨の予報が、前日に突然、晴れに変わった理由は、

やっぱりここにあったんだと思いました。


オズマガジン最新号鎌倉特集は、
明日より当店でも販売させていただきます。
今日の火種を絶やさぬように、大切に、大切に。


一年経った今でも、

昨年5月に発売された鎌倉特集を片手に持って、

バッグに忍ばせて来てくださるお客さまが毎日いらっしゃいます。

きっと今年の鎌倉特集も、ずっと長く長く読まれ続けていくことと思います。



そして、昨日と今日の二日間、点と線模様製作所の岡さんと一緒に店頭で過ごさせていただきました。

岡さんがいらっしゃるこの機会にと、

本当にたくさんのお客様にご来店いただきました。

ありがとうございました。


小さな店内で申し訳ない気持ちもありましたが、

その分、近距離で、そして間近で、模様についてのお話をお聞きできたのではないかと、(前向きに)思っております。

明日からも、北の模様帖はまだまだ続きます。

お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。


2011-04-15

明日16日(土)、オズマガジンさんと古本&雑貨市を開催します。

クラウドビルの屋外スペースとエントランスにて、
オズマガジンの最新号(鎌倉特集)をはじめ、これまでのバックナンバー(中には完売してしまった希少な号も)もずらりと勢揃い。

その他、オズマガジンスタッフの皆様、編集部の皆様から集められた古本と雑貨の販売も行います。
参加者(予定):
KIKIさん、川島小鳥さん、杉浦さやかさん、根本きこさん、佐藤朝子さん、papas factoryさん、オズマガジンスタッフの皆様、オズマガジン編集部の皆様。
クラウドビルのスタッフからも出品させていただきます。

そして、このイベントの為に作られたものも。
毎号オズマガジンの表紙撮影をされているカメラマン・川島小鳥さん、同じく、毎号オズマガジンの表紙を飾る、KIKIさんが撮影された写真のオリジナルポストカードの販売もございます。

当日の売上は全て、東北地方太平洋沖地震の被災地復興の為に寄付させていただきます。
一日限りのイベントです。雨天決行。11時から日没まで。
ぜひお立ち寄りください。

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現在開催中のイベント「北の模様帖」ですが、
本日4/15、明日4/16の2日間、点と線模様製作所の岡さんが在店されます。
模様について、生地について、いろいろとお話することができる機会です。岡さんの生地作りの様子を知ると、またきっと模様との距離も近づくはずです。そして、生地が作品だということも伝わってくると思います。

また、岡さんの生地でこれ作りました!というお話も大歓迎です。
皆様のお越しをお待ちしております

2011-04-12

現在開催中の「北の模様帖」より、
今日は刺繍バックをご紹介します。

夜の森から聞こえてきた鳥の鳴き声を題材にした、bird gardenという生地をもとに作られました。切り絵で作った原画を鉛筆で書き起こして刺繍の図案にし、それを職人さんがご自身で解釈され、手で描くときのはみ出しや重なりを残すようにして、一針一針模様を機械に打ち込んでくださったそうです。生地をよく見ると、機械に打ち込んだ図案の上をなぞるように針が進んでいった様子が分かります。


ベージュには素朴な印象の糸、ネイビーは少し光沢のある糸を使用しています。
刺繍ならではの糸と布の厚みと硬さと温かさは触れてみなければ分かりません。
期間中は、原画もお借りして展示しております。
ぜひこの機会にご覧いただきたいと思います。

*木の持ち手バッグは、五月連休後のお渡しとなります。
少々お時間をいただきますが、店頭で受付をしております。
その他、詳細はお気軽にお問合せください。



2011-04-08

明日9日より、点と線模様製作所・岡 理恵子さんによる、
「北の模様帖」がはじまります。

北海道から一足早く届けられた春一面の景色。
「tanpopo」の生地に染められた黄色、緑、グレー、青。
間近で見ると、紙に手書きで書いた風合いが活かされたプリントになっていて、繰り返される模様でありながらも、どこで切っても絵になる布です。


クラウドキッチンでは、「北の模様帖」プレートも登場します。
新作の模様から、これまでの生地からもランチョンマットをご用意しました。
ランチョンマットは、各日、数種類、数枚ずつご用意する予定ではおりますが、品切れの際はご了承ください。

今週末は桜も見頃となりそうです。
皆様のお越しをお待ちしております。

2011-04-05

今週土曜日9日より、点と線模様製作所・岡 理恵子さんによる
「北の模様帖」がはじまります。

「tanpopo」、「wild flower」と名付けられた新作の生地。
模様を彩るのは、土の中で、つぼみの中で、雪の下で、じっと寒さを堪え、長い長い冬を過ごした草花や虫たち。
目には見えなくとも、耳を澄ませば、春風も足音も聞こえてきます。

期間中は、生地の販売の他、ハンカチやミニバックなども取り揃えます。また、昨年制作された生地「bird garden」のデザインをもとに新たに生まれた、刺繍の生地のバックの受注会も行います。

点と線模様製作所・岡 理恵子さんも、4/15(金)・16(土)の2日間在店予定です。
http://www.tentosen.info/


そして、「北の模様帖」期間中(4月9日 - 5月8日)、
クラウドキッチンでは、北の模様帖セットが登場します。
クラウドキッチンのスープセット(おいしい!)または、
チリビーンズ玄米セット(おいしい!)に、
点と線模様製作所の生地でできたランチョンマットをお付けします。
北の模様帖と、温かいお食事をどうぞお楽しみください。


2011-04-03

手に取るとふっくらと糸と布の厚み。
前田セツこぎん研究会から届いた、こぎん刺しの小物入れです。
全面に模様が施された総刺しは、一針一針が線になり、連続することで形になり面になり、ひとつのテキスタイルともいえる気がします。美しい手仕事です。